WordPress『WP-CLI』#2 インストール方法と使い方

WordPress『WP-CLI』#2 インストール方法と使い方

前回はWordPressをコマンドラインで操作できるライブラリ『WP-CLI』でできること(本体の更新、プラグイン・テーマのインストールと変更、ブログ記事の投稿など)をいろいろご紹介しました。

今回は共用レンタルサーバー『ACE01』に設置されたWordPressを実際に操作できるように、WP-CLIをインストールする方法についてご説明いたします。

インストール方法には、curlコマンドを使って直接ダウンロードする方法と、『ACE01』のファイルマネージャ機能でWP-CLIの実行ファイルを転送する方法の2種類がありますので、お好みの方法をお選びください。

 

目次

 

  1. curlコマンドを使ったインストール方法
  2. ファイルマネージャ機能を使ったインストール方法
  3. WP-CLIの動作確認
  4. WP-CLIの更新方法
  5. 最後に

 

1. curlコマンドを使ったインストール方法

 

curlコマンドは多くのUnix OSに標準搭載されているデータ転送のためのコマンドです。
curlコマンドは共用レンタルサーバー『ACE01』のコマンドラインからも実行できます。

インターネット上に公開されているWP-CLIの実行ファイルを、WordPressのインストールディレクトリにcurlコマンドを使って直接ダウンロードする方法を説明いたします。

 

まずTera Term等のターミナルでサーバーにSSH接続して、WordPressのインストールに移動します。

cd ~/html/<WordPressのインストールディレクトリ>/

次に、インターネット上に公開されているWP-CLIの実行ファイルのURLを指定してcurlコマンドを実行します。

curl -O https://raw.githubusercontent.com/wp-cli/builds/gh-pages/phar/wp-cli.phar

ダウンロードが完了しましたら、WordPressのインストールディレクトリにwp-cli.pharというファイルが追加されます。lsコマンドで追加されているか確認してみましょう。

ls -l

これでWP-CLIのインストールは完了です。

 

2. ファイルマネージャ機能を使ったインストール方法

 

次に、共用レンタルサーバー『ACE01』のウェブコントロールパネルからファイルマネージャ機能を使ってWP-CLIをインストールする方法をご説明します。コマンドの操作が不慣れな方や視覚的に操作したい方はこちらの方法を試してみてください。

まずは自分のPCにWP-CLIの実行ファイルをダウンロードします。

以下のURLをウェブブラウザのアドレスバーに入力してアクセスすると、ダウンロードが始まります。
https://raw.github.com/wp-cli/builds/gh-pages/phar/wp-cli.phar

ダウンロードが終わりましたら、ウェブコントロールパネルにログインして、
「公開サイト用設定」->「FTP/ファイル管理」->「セキュア・ファイルマネージャ」
の順にクリックしてください。

ファイルマネージャのログイン画面が表示されますので、以下の情報を参考にご自身のログイン情報を入力してください。

ファイルマネージャのログイン画面

お客様のドメイン名 ウェブコントロールパネルの「お客様情報」->「プログラムのパスとサーバーの情報」を開いて表示される「公開ドメイン名」(~.ne.jp)
FTPアカウント FTPアカウントの設定」で作成したFTPアカウント名
※未作成の場合は事前に作成してください。
パスワード
「FTPアカウントの設定」の際に入力したパスワード

各情報を入力してログインボタンをクリックすると、ファイルマネージャ画面に移動します。

 

ファイルマネージャ画面1

ファイルマネージャ画面2

ファイルをアップロードするディレクトリを選択します。
画面のリンクをクリックして、WordPressのインストールディレクトリに移動してください。

 

ファイルマネージャ画面3

WordPressのインストールディレクトリまで移動しましたら、現在のディレクトリに表示されているパスがWordPressのインストールディレクトリのパスになっていることを確認してください。

次にファイルをアップロードします。画面の下の方に▼Localという箇所がありますので、そこのFile 01:「ファイルを選択」ボタンをクリックして、先ほどダウンロードしたWP-CLIの実行ファイル(wp-cli.phar)を選択します。

アップロードボタンをクリックすると、ファイルが共用レンタルサーバー『ACE01』のWordPressインストールディレクトリに転送されます。

 

3. WP-CLIの動作確認

 

1.または2.の手順で正しくWP-CLIのインストールが行われたかどうか、wp --infoコマンドを実行して確認します。

cd ~/html/<WordPressのインストールディレクトリ>/
php-7.1 wp-cli.phar --info

以下のように、PHPのバージョンやWP-CLIのバージョンなどが表示されましたら動作確認成功です。

WP-CLIのインストール完了

これでWP-CLIのインストールは完了です。

 

4. WP-CLIの更新方法

 

3. のwp --infoコマンドの実行結果でも確認できるように、WP-CLIの現在のバージョンは2.3.0です。

WP-CLIのバージョンが更新されたときは、wp cli updateコマンドを実行することで最新のバージョンにアップデートすることができます。

php-7.1 wp-cli.phar cli update

WP-CLIはWordPressの本体と違って、頻繁にバージョンが更新されることはありませんが、一度インストールした後は、コマンドを実行するだけで簡単にアップデートができます。

前回の記事で紹介したWordPress本体の更新やテーマ・プラグインの更新については、WP-CLIのバージョンを最新にしないと、過去のWP-CLIがリリースされた時点の最新までにしか更新できません。

ですので、WordPress本体の更新やテーマ・プラグインの更新を行う前に、WP-CLIも忘れずに最新バージョンに更新してください。

 

5. 最後に

 

今回はWP-CLIのインストールと使い方についてご説明しました。

WP-CLIのインストールはとても簡単ですので、ぜひご自身のWordPressにもインストールして、使いこなしてみてください。

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