WebフォームUI設計時に知っておきたい、フォームの入力チェック

Webサイトで、商品購入や、何かの申し込みなどで入力を求められるフォーム画面ですが、フォーム画面が使いにくかったり、分かりにくかったりすると、商品購入を止めようかと思ってしまいますよね。

今回は、フォーム画面の入力を手助けするヒントをご紹介します。フォーム作成時の参考にしてみてください。

フォーム画面ですが、昨今の流行は、文字入力中に、入力チェックが行われているフォームではないかと思います。
簡単にサンプル動画及び、サンプルフォームを作成しましのたで、イメージにお役立てください。

<< AngularJSを使ったデモ >>

 

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さて、まずはいくつか海外サイトで紹介されているフォームを紹介いたします。

 

Minimalist Newsletter Subscription Form

 

動画でも紹介させていただいた、メールアドレスの入力フォームです。
http://osvaldas.info/minimalist-newsletter-subscription-form

jQuery版、Javascript版などが用意されているので、サイトに合わせて組み込めます。メルマガの登録や、メーリングリストの登録用にピッタリですね。

 

HTML5 Form Validation Examples

 

HTML5を使い、フォームの入力チェックを行います。
お手軽に導入することが可能ですね、HTML5を使ってサイトを構築した場合、最低限この程度は導入しておきたいものです。

http://www.the-art-of-web.com/html/html5-form-validation/

 

AngularJS Form Validation

 

最後に紹介するのが、AngularJSを使用したフォームです。
こちらのページを参考にデモを作成してみました。
http://scotch.io/tutorials/javascript/angularjs-form-validation

 

 

『使い方

  1. AngularJSを読み込みます。

    CDNに設置されているJSを読み込むか、ダウンロードしてから読み込みを行ってください。

    <script src="https://code.angularjs.org/1.2.20/angular.min.js"></script>
    

    AngularJSは当記事の執筆時の安定バージョンを使用しています。最新版は下記リンクよりご確認ください。
    https://code.angularjs.org/

     

  2. Formを作成します。
    <form name="userForm">
    <input type="text" name="name" ng-model="name" required>
    <input type="text" name="username" ng-model="user.username"
       ng-minlength="3" ng-maxlength="8">
    <input type="email" name="email" ng-model="email">
    </form>
    

    ng-model」で、フォームの内容を、AngularJSに変数として取り込みます。(必須要素)
    ng-minlength、ng-maxlength」で、要素の長さを指定します。
    required」で、必須項目に指定します。

    その他にも「ngPattern」を使用して、パターンを指定することもできます。
     

  3. 次に動きをつけます
    AngularJSでは、次のプロパティにより、フォームの状態を取得することができます。
    $valid:指定した規則に基づいている
    $invalid:指定した規則に反している
    $pristine:入力エリアがまだ利用されていない
    $dirty:入力エリアが一度でも利用された
    $error:エラーが発生した場合
    

    1つめのエラーメッセージ

    <p ng-show="userForm.name.$error.required&&userForm.name.$dirty">
      ※ 必須項目です
    </p>
    

    ng-show=" "を使い、条件の場合に、<p>タグの内容が表示されいます。

    userForm.name.$error.required 必須の項目がエラーだった場合
    userForm.name.$dirty 入力エリアが利用された場合

    $errorの、トークンは下記があります。
     ・email
     ・max
     ・maxlength
     ・min
     ・minlength
     ・number
     ・pattern
     ・required
     ・url

    Submitボタンの表示、非表示

    <button type="submit"  ng-disabled="userForm.$invalid">Submit</button>
    

    ng-disabled=""を条件の場合に、Submitボタンを非表示にしています。

    userForm.$invalid 指定した規則に反している場合

    このようにAngulerJSを使うことで、柔軟なフォームを作成することが可能です。

 

様々な技術により、フォーム入力を分かりやすくすることができますね。

プログラマーよりは、デザイナーなどUIを設計する方に是非知って頂きたい技術です。

 

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