2016年のトレンドワード予想と、少し未来のWeb(CMS)とは


この記事は2016年になってすぐに投稿しようと考えていたのですが、なんやかんやで現在2016年1月14日。。。月日が経つのは早いですね。。。
あ、新年明けましておめでとうございます、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて昨今、未来のWebという記事をよく目にするようになりました。もしかしたら私が未来のWebに関して興味があるからかもしれませんが、とにかくよく目にします。

様々な記事を見ていると、大体の向かっている先は同じで、私も『あー、まー、未来のWebはそうなるのだろうな』と思います。
そこで今回は国内・海外で『未来のWeb』について公開されている記事を元に、2016年のトレンドワード予想と、少し未来のWeb(CMS)を予想したいと思います。

 

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未来のWeb(CMS)に求められること

昨今Webサイトの制作単価が下がる予想されているため、制作単価を上げるために制作以外のことに注目が集まっています。例えばコンテンツ制作などここ数年で注目が集まっているかと思います。

もちろん制作以外のことで付加価値を付け、制作単価を維持するのも良いと思いますが、もっとWeb制作でできることはあるのではないでしょうか。

まずご覧いただきたい記事がこちらです。

「Epinova.no」の「Top 5 takeaways for the future of CMS」記事です。

未来のWeb(CMS)のために5つのこと行いましょう。という内容です。

まず1つ目に重要なことは「コンテンツが中心でなければならない」といっています。

コンテンツは接続されたシステムのハブになる。
コンテンツはパーソナライズ(パーソナライゼーション)されたデータを配信する方法を学ばなければいけない。

と語られています。ここでキーワードが一つでてきました「パーソナライゼーション」です。
このキーワードも様々な記事で目にしますので、2016年のトレンドワードになるかもしれません。

 

2つ目と4つ目はコンテンツの再利用についてです。

APIを通じてコンテンツの配信をする。マルチプラットフォーム化について書かれています。
ここでキーワードが出てきました。「マルチプラットフォーム」です。このキーワードも様々な記事で目にします。

パーソナライゼーションと、マルチプラットフォームについては次の章で、もう少し掘り下げてみたいと思います。

その他は、ビジネスニーズをかなえるためのシステムと、柔軟なCMSについて書かれています。
そしてこれらの要件を全て叶えるCMSは今のところ存在しないということです。

 

パーソナライゼーションとは

まずこちらの記事をご覧ください。
Dries Buytaertさんのブログで「From B2C to B2One」です。

産業革命以降、ハンドメイドで作られていた衣類などは機械で作られ、消費者は安価に物を手にいれることができるようになりました。

その反面、衣類などをハンドメイドで作っていた職人は機械に仕事を取られ職を失うことになりました。
この職人が職を失う点についてはWebの未来でも同じことが言えるのではないでしょうか。

それについて書かれている記事が、logmiの「Web制作会社では生き残れないサンフランシスコに拠点を構えるbtraxが捨てたもの」です。

将来Web制作はAI(人工知能)が自動で制作するかもしれないと言っています。
もしそうなると機械に置き換わるような作業だけをしている制作会社は生き残るのが難しくなっていくでしょう。

さらに産業革命の物を量産する副作用として、1対1のビジネスだったものが、B2Cへの販売と変わりました。
これはWebサイトにも言えることで、現在のWebサイトは、不特定多数がサイトに訪れ、性別や年齢など関係なくコンテンツが配信されます。
これはユーザーにとって自分の興味が無いコンテンツも目にすることから、デメリットでもあります。

この不特定多数に対してコンテンツを配信することが現在のテクノロージーにより「B2Cから、B2One」へと変わろうとしています。

もう少し具体的にどういうことかを説明しますと、性別、年代、興味などに合わせてコンテンツを配信することで、そのユーザーにあった適切な見せ方をすることができます。

図1を参照いただくと分かるのですが、
ユーザー1:
山田 太郎さんの年齢は40歳で、仕事はサラリーマン、年収は400万円で、子供2人という情報を元に、コンテンツを出力する。

ユーザー2:
佐藤 花子さんの年齢は20歳で、学生、年収は60万円という情報を元に、コンテンツを出力する。

これがパーソナライゼーションした結果におけるコンテンツ配信です。

これまでのWebサイトは不特定多数のためにデザインをしていました。これから不特定多数のためにコンテンツを配置することは減り、アクセスしたユーザーの趣味嗜好(しゅみしこう)に合わせて、パーソナライズされたデザインが採用されるようになるでしょう。

パーソナライゼーションはその他ビジネス面において多くのメリットをもたらします。
例えば、一度しかECサイトで商品を購入していないのに、不特定多数に送っているセールスメールが届くと正直迷惑ですよね??

メール1つとってもパーソナライズされていることにより多くのメリットがあります。

例えば、私は犬を飼っていて、ショッピングカートには以前購入を検討していた犬のおもちゃが残っていると仮定します。
そのカートに残っている商品がセールで30%引きになったので、購入を勧めるセールスメールが届いたらどうでしょうか?


カートに残っていなかったとしてもサイト内でのユーザーの行動履歴を見ることで、何に興味があるのかが分かります。
その興味を元に、セールスメールが届くことで迷惑と思わないのではないでしょうか。

このように、これまで不特定多数のために存在していたB2C向けのWebサイトは、B2Oneへと変わると言われています。
そのB2Oneを実現するためにはパーソナライゼーションが必要です。

2016年のキーワードとして「パーソナライゼーション」を覚えておいて損はないでしょう。

 

マルチプラットフォームとは

もう1つのキーワード、マルチプラットフォーム化とは1つのCMSを中心として、様々なシステムでコンテンツが利用できる仕組みです。
Dries Buytaertさんの「The future of decoupled Drupal」でも紹介されています。

私も以前「RESTful + Webcomponents で少し未来のWebサイトの作り方」という記事で、紹介したこともあります。

これはIoT含め、様々なデバイスにコンテンツを配信するシーンではとても有効的です。
このマルチプラットフォーム化を実現するためにCMSと、Front-endを分離することが進んでいます。

分離が進むと、様々なプラットフォームにコンテンツを配信することもできますが、もう1つメリットがあります。
これまでCMSをWebサイトに組み込もうとすると、それぞれのCMSのデザインテンプレートの構築方法を覚えなければいけませんでした。WordPressであれば、WordPressのテンプレート構築方法、Movable Typeであれば、Movable Typeのテンプレート構築方法など。

案件によって、テンプレートの構築方法を覚えなくてはいけないのは、初期ラーニングコストの問題から、CMS選択の幅を狭めることにもなっていました。今後デザイナーは、CMSが、WordPressだろうが、Drupalだろうが、Movable Typeだろうが、APIを通じてコンテンツを取得することにより、1つの方法でテンプレートを作ることが可能になります。より簡単にデザインを表現できますので、デザイナーはデザインに集中ができます。

2016年のキーワードとして「マルチプラットフォーム化」、「デザインとCMSの分離」を覚えておいて損はないでしょう。

 

2016年個人的に注目している技術

下記は個人的に今年注目している技術です。
なにか開発するとなったらこれらの技術を使って構築をすると思います。

『言語』

  • PHP7
  • JavaScript
  • Node.js

『フレームワーク』

  • Polymer1.0
  • Symfony2
  • laravel

『テンプレートエンジン』

  • Twig

『フロント』

  • Bootstrap

『CMS』

  • Drupal8

『バックエンド』

  • Apache solr

 

さいごに

今回は、今年(2016年)のトレンドワード予想と、少し未来のWebサイト(CMS)について記事を書きました。
トレンドワードの予想は下記です。

・パーソナライゼーション
・マルチプラットフォーム化(CMSとデザインの分離)

これらの技術により急速にWebが進化していくと言われていますが、これらをすべて実現するためのCMSや、プロダクトはまだありません。
2016年はこのキーワードをウォッチし、Web制作に取り込んでいくことで制作単価を上げていくことができるのではないでしょうか。

当ブログでもアクセス解析は3つほど導入していますが、パーソナライゼーションされたコンテンツの配信はまだ行っておりません。今後導入を検討していきたいと考えています。

 

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